
巳乃夢-hebi no yume- Lyrics
- Genre:Pop
- Year of Release:2025
Lyrics
夢の奥底に滴る音 冷えた月が揺れる
裂けた空を這う道筋 誰も知らない詩を刻む
沈黙の息遣い 果てしなく続く問い
触れるものすべてが 幻だとしても
回転する世界の隙間 見えない指が絡まる
踏み出した影が告げる 「行け、今すぐ」
渦巻く光と闇の果てで 響く音を拾い集め
絡みつく時間の罠を切り裂くように
新しい皮膚が燃えるたび 僕は形を変えて
名前のない未来を追いかけていく
崩れた壁の向こう 眠る蛇が微笑む
牙に滴る夢の欠片 それは冷たい炎
彷徨う影を引き連れて 君はどこへ行くのか
その手が触れる未来は 何色に染まるのか
解けかけた糸のような運命 絡まり合い舞い踊る
崩れた果実の香りが 胸に刺さる
渦巻く光と闇の果てで 響く音を拾い集め
絡みつく時間の罠を切り裂くように
新しい皮膚が燃えるたび 僕は形を変えて
名前のない未来を追いかけていく
果てのない夜を彷徨う足音が ひとつの扉を叩く
夢の中で拾った地図が 指し示す先はどこか
振り返る影たちは黙して立ち尽くし
見えない声が囁く 「そこに答えはない」
風が裂いた夜明けの縁 ウロボロスが囁く
「繰り返す痛みを愛せよ それが生の意味だ」
零れ落ちた夢の欠片を 手のひらに集めて
行き先を失くした影が 僕を導く
地平線の果てに見える 燃え尽きた記憶の残骸
その破片の中に潜むのは まだ光る瞳の跡
蛇の微笑みが告げるのは 終わりではなく始まり
生と死が絡み合う輪の中で 僕は踊る
砕け散る未来の影 その中に光が差す
もう一度歩き出すために この闇を抜けていく
渦巻く光と闇の果てで 響く音を拾い集め
絡みつく時間の罠を切り裂くように
新しい皮膚が燃えるたび 僕は形を変えて
名前のない未来を追いかけていく
蛇の夢の中で 溶ける声が舞い上がる
始まりと終わりの境界で 息をする
君が描いた未来の光 その果てで待つものは
ただ静かに眠る蛇の微笑み