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銀河鉄道 Lyrics
- Genre:Rock
- Year of Release:2023
Lyrics
暴発した感情と加速膨張
宇宙はモノクロ
あてもなく飛び出した
ペットボトルロケット
使っちゃいけない貯金箱
蔵い込んだ好きなもの
誰にもわからない星は僕だけのもの
夜行バス、銀河鉄道
カーテンの向こうの街灯
重い頭をめぐる想いは衛星みたいなもの
天気予報見てないから知らないけど
これからはそうだな
晴れるといい
滑り落ちてく解像度
渦状構造の銀河の日常
押し込めた分だけ潰れて形を変えてった幻想
雨模様の続いた空に何の価値が見えていたの?
もういいよ
落ち込む僕をこれ以上見たくないもの
在来線、銀河鉄道
窓の向こうの観光
海へ行きたいな
別に泳がないけど
なんとなく聴き流していた歌
こんなことを歌ってたんだな
誰に歌っているんだろうか
どこかの誰かへなんだろうな
本当を掲げても誰かは知らん顔
冷めた手じゃまともに触れられないこと
誰にも見えていないのなら価値などあるのかと
ヤケになってしまえばきっとそこで終わるのだろう
夕方、海沿いの町と読めない漢字の駅と
「東の夕月も綺麗だよ、アストロノート」
くだらない話をするあの人を思い出して
思わず笑ってしまったのは
あまりに綺麗な夕日のせいだよ
本当は今でもずっと見えているだろう
形が変わってしまっても覚えているよ
夕日が照らす景色が涙で震えたよ
冷えた手でさえも温めてくれるよ
照らした夕日も夕月も確かに在ったこと
沈んで見えなくなってしまってもまた会えるでしょう
思い描いた自分とは違ったりもするけれど
淡い期待、忍ばせながら
選んだ道を生きてみるよ
夜行バス、銀河鉄道
カーテンの向こうの街灯
夜行バス、銀河鉄道
窓の向こうの回顧
あの日の君の星と解答
抱きしめた命の最期も
夜行バス、銀河鉄道
今日までの意味の細胞