
White Bird Featherless Lyrics
- Genre:Acoustic
- Year of Release:2025
Lyrics
キスもしないまま鳥は発った
チグリスの夕映えに一瞥を交わして
乾いた毛布を纏い嫌った
騎士の背を見つけては羽根を守った
世界中を恋人にして
ママの温度を探し出すの
両手で空を切り裂きながら
高く晴れた砂漠に会うの
名前も聞かずに鳥は発った
ドレスに纏わり付く粉を払って
二階の窓から聞き覚えのある声
凌いだ寒さの中 君を思い出す
喉元を通り過ぎる雨
静かに羽根を溶かしてくの
全ての愛と全ての距離を
叫びながら歌う子ども
頭巾をした老婆が手招きをして
娼年は靴を投げ捨てて笑うの
芥子の実のなる木には賑やかな朝
モルダウに浮かぶ雲に詩人が詠う
いつも傍に居て欲しいだけ それだけ
世界中を恋人にして
ママの温度を探し出すの
両手の花を切り刻みながら
未だ見ぬ国へ飛び立つのさ