![籠鳥](https://source.boomplaymusic.com/group10/M00/01/24/c2d89f4306af4cdfa99b667bd0a68036H3000W3000_464_464.jpg)
籠鳥 Lyrics
- Genre:Pop
- Year of Release:2022
Lyrics
鉄格子の間隙より
差し込んだ陽光に目を覚まし
干上がるような喉を
塵埃の浮く水で辛うじて潤す
罪状は一体何か
見当は枚挙に暇がないが
仮令何万回詫びようと
間違いは撤回不能でしょう
与え奪う希望の明滅
翻弄される尾籠な浮沈は芸か
生も死もえ選ばず
惰性で毒餌さえも喰らう
痺れる両翼を呪うて
宵闇へ向かい高い叫声を上げる
疲れに酔うてしまい
糜爛を植えし火焔の熱を忘れ
また再演へ向かう
例の隙間より陰陽を畳みし
朧に烟る宵月を睨み
それを美しいとさえも思う
未だに残る呑気さに失笑する
害したのは一体誰か
見当は枚挙に暇がないが
仮令何万周しようと
間違いは回避不能でしょう
正し乱る希望の濃淡
陵辱される徒な消長は興か
是も非もえ選ばず
覚束ない感情に縋る
掠れる両の目を覆うて
宵闇へ向かい高い叫声を上げる